伊豆半島の人々はその昔から豊かな自然の恩恵と時には猛威を受けながら自然と共に生きてきました。
    火山活動に影響されたコンパクトかつ変化に富んだ地形、そして多様な生態系は、古には弘法大師が修験の場として使用し、近年では豊かな自然を感じる場として様々な人々に活用され親しまれてきました。
    私たちはこの自然と歴史に恵まれた伊豆半島を『トレイルランニングの醍醐味(自身の限界への挑戦・内面との会話・自然との一体感など)』を体感して頂ける場として活用する事で、トレイルランニングと地域の発展に貢献する事を目指します。
    そしてわたしたちは現在だけなく未来の世代に対しても継続可能な方法で活動を行ってゆきます。
    継続的な発展のためには環境保護は不可分の部分ととらえ、決して分離して考えません。
    またトレイルランナーだけではなく伊豆半島に関わるそれぞれの立場の人々を尊重し、様々な意見に配慮し対話を重ねてゆく事こそが伊豆半島においてのトレイルランニングおよび地域の持続可能な発展に繋がってゆくと考えます。
    今後成長が見込まれる参加型アウトドアスポーツ「トレイルランニング」を自然環境豊かな
    伊豆地域の特色と融合させ、「持続可能な伊豆の新たな旅」として提案する。
    伊豆の自然資産と、トレイルランニングをはじめとした
    アウトドアアクティビティを活用して新たなサービス産業を創造し、
    アウトドアスポーツ交流人口の拡大による地域の発展に貢献する。